Lead & Review
今年はとにかくライブに明け暮れた1年だったねぐせ。。現在も対バンツアー真っ最中であり、そこで鍛え上げたライブ筋肉を凝縮して一気に放ち、バンドとしてのスケールを拡大していくのが2026年だと言わんばかりに、 来年3月29日(日)には「HOT de GOOD fest.2026」を地元・名古屋で開催。 6月28日(日)には「愛問愛答」という冠でついに横浜アリーナ単独公演も実施する。
11月12日にリリースされた新曲“愛の味”は、「愛問愛答」と呼応するように「愛」という概念をテーマに据えた1曲であり、だからこそ新シーズンのキックオフソングと位置づけていいだろう。
愛しくてたまらない人に捧げるような歌、恋を失った歌、仲間へのエール、信じ続けているものへの愛。様々な愛を歌い続けてきたねぐせ。にとって、“愛の味”はどんな意味を持つ1曲なのか?インタビューを実施した。
TEXT:矢島大地
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“愛の味”という楽曲がリリースされました。来年6月の「愛問愛答」も含め、このタイミングで愛というデカいテーマに向かっていったのはどうしてなんですか。
りょたち
「横浜アリーナ公演のタイトルをつけるよりも前に“愛の味”があったんですけど、
5年間ずっと愛を歌ってきたのに、僕はまだ愛を歌っているんだなっていうことに
気づけた曲だったんですよ。
その気づきがあった上で横浜アリーナ公演のタイトルを決めたんですけど…‥
今まで僕はいろんな愛を歌ってきて、その曲を好きになってくれた人達がいて。
で、その人達が僕達に愛を届けてくれてるわけですよね。
つまり僕らとお客さんは愛で繋がっているわけで、僕らがもらってきた愛を
ステージから返したいなっていう気持ちが強くなっていって。
それで『愛問愛答』というタイトルをつけました。
なので、これまでもこれからも変わらずに愛を歌っていけたらいいなっていう気持ちがあって、
“愛の味”と『愛問愛答』というふたつのタイトルが生まれたんだと思います」
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りょたちくんにとって「愛」というテーマがとても大きなものなのは、どうしてだと思いますか。恋愛に限らず、人に「頑張れ!」って伝えるような愛も歌ってきたと思うんですけど。
りょたち
「それは必然というか。曲を書くとなると、愛について書きたくなるんです。
頑張れよ!っていうファイトソングとしての愛とか、親への愛とか、友達への愛とか……
何と向き合うにしても絶対に愛が必要じゃないですか。単なる『好き』とは違う、愛というもの。
だから、何を書いたとしても結局は愛に行き着いてしまう感覚があるんですよね。
めちゃくちゃ意識して愛を書いているというよりは、どんなテーマだとしても、
その根底には絶対に愛がある。そういう感じですかね」
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“愛の味”は失恋がテーマになっている歌ですよね。で、りょたちくんが書く恋愛の歌は、
今ハッピーです!というよりも、恋を失った後に「あれは巨大な愛だった」と綴るものが
割合的に多いと思うんです。それが不思議なんですよね。
りょたち
「愛を偉大なものだと思うからこそ、失恋した後だったとしても、
そこにあった愛を悪いものにしたくないんですよ。
お別れしたからって、確かにあった愛を呪うようなことはしたくない。
だから、こんなに悲しくなるくらい素敵な愛だったんだよねっていうのを
自分の言葉で書いているんだと思います」
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ぽっかり空いた穴のデカさを見て虚無を感じるんじゃなくて、こんなにデカい愛だったんだということを歌う。
りょたち
「そうです。なので、『こんなに悲しいことがあったよね』っていう歌は歌ってきてないはず。
それは意識してます」
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確かに。
りょたち
「だから、こんなにいいことがあった、あの楽しかった時に戻りたいっていう歌になることが多い。
お別れしても、その人に対しての温かい気持ちが残るというか。
温かいものとして持って行きたいから、失恋の歌だとしても、
幸せな瞬間を思い返すことが多くなる気がします」
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“愛の味”も、相手を好き過ぎて食べたくなってしまう現象を描いている曲ですよね。
<好きすぎてたべたくて>という強烈なライン。
りょたち
「好き過ぎて食べたくなってしまったことがあったんですよ」
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比喩ではなく、言葉のまんま「食べたい」と思ったの?
りょたち
「はい。食したいと思ってしまうくらい可愛いと思ったんです。
よく、可愛すぎる相手に対して『目に入れても痛くない』って言うじゃないですか。
あれと同じです。口に入れたいと思ってしまうほどだった」
しょうと
「犬とか猫をワシャーッとやりながら吸う時のあれね」
りょたち
「そうそう。キュートアグレッションです。でもまあ……
“愛の味”は温かい記憶というよりは痛みに着目してみた曲だと思います。
<痛いくらい泣いた日>っていう言葉の通り」
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どうして痛みに着目してみたんですか。
りょたち
「うーん……たとえば『つらい』とか『切ない』とかって、抽象的だなと思って。
でも『痛い』はけっこう断定的じゃないですか。胸が痛いとか、怪我して痛いとか。
そういう断定的なものだからこそ痛みをテーマにするのは難しかったんですけど、
そういう断定的なテーマのほうがこの曲に合うと思ったんですよ」
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“愛の味”のどういうところに痛みを呼ぶポイントがあったんですか。
りょたち
「人間の深いところ……グロいところって言ったらいいかな。そこを突いている感じがして。
<たべたい>っていう言葉がやっぱり大きいんですけど、食べられる側は強烈に痛いじゃないですか。
そういうのもあって、痛みにフォーカスした歌にするほうが伝わりやすい曲なんじゃないかなと
思いました」
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愛というテーマは変わらない。だけど愛というものの奥にあるであろう
「欲望」みたいなものが出てきた瞬間に、愛が痛くてグロいものになってしまう。
そういうところに焦点を当ててみたっていう話ですかね。
りょたち
「そうです。自然とそうなったんですよ。可愛過ぎて食べたくなっちゃった愛を書こうとしたら、
そういう歌になっちゃってた」
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ポップスとして万人に届く歌を書こうとしているからこそ、万人に共通する人間の生々しさを深く刺さないと、
本当の意味で万人に届いたことにならないんじゃないか?っていう気持ちがあったんですかね。
りょたち
「本当にそうで。誰も書かないじゃないですか、<好きすぎてたべたい>だなんて。
でも、そういう生々しい欲望だからこそ、絶対に誰もが共感できる歌だと思ったんですよ。
きっと今後も、そういう曲を作っていくんじゃないかなっていう気がします。
万人に届けたいからこそ、より深いところを突く歌にしたいと思ってる」
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愛という一見綺麗なものの奥にある「人間とは」っていう部分が聴こえてくる曲ですよね。
音楽的には日常のリズムにフィットする快適なポップスですけど、
その奥にめちゃくちゃ本質的なものがあるから、この進化を推し進めていけばさらに凄いことになるん
じゃないかなと思います。
りょたち
「なんか、自分で話していて怖くなってきました(笑)。思ってることを素直に話してるし、
作った時の気持ちをそのまま伝えてるつもりですけど……自分は何を考えてるんだろう?って
不思議な気持ちになります。ほんと、普段の自分を曲を作ってる時の自分は全然違うので。
曲を作ってる時の自分は曲に入り込み過ぎちゃうから、めちゃくちゃファンタジーな状態なんですよ。
曲を書いてる時の自分と話してみたい(笑)」
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だからスペースシャトルと君の家が直結しちゃうんだ。
りょたち
「確かに。スペースシャトルで君の家に行くなんて、今の自分からは絶対に出てこない
イメージですから。何が出てくるのか、自分でもわからない(笑)。
だからこそ、曲を作るのが楽しみですね」
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4人にとって“愛の味”はどういう曲なのかを教えてもらえますか。
なおや
「“愛の味”はねぐせ。にとって久しぶりの失恋バラードなんですよね。
ねぐせ。の失恋バラードと言えば“日常革命”という曲が大きいものとしてある中で、
今改めて失恋をテーマにしたバラードがどういうふうに受け止めてもらえるんだろうっていう
ドキドキがあって」
なおと
「3年ぶりだからね。失恋をテーマにしたバラードは」
なおや
「そうそう。3年ぶりだからこそ、昔のねぐせ。とは違うアプローチで届けられるものが
あるんじゃないかなと思っていて」
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実際、エモーションがズズーンと響いて来る“日常革命”とは違って、
歩調に合うリズムと温かいグルーヴが聴こえてくる曲になっていますよね。
ご自身にとっての「今のねぐせ。感」とはどんなものなんですか。
りょたち
「“日常革命”を出した3年前は、4人だけの音でシンプルに伝えることを大事にしてたんです。
だけど時が経って、たとえば“織姫とBABY”でシンセを入れてデュエットをしてみたり、
その他の曲でも弦楽器を入れてみたり。バンド以外の音を足すことでより一層ポップスに近い
アレンジが増えてきたと思うんです。さらに聴きやすいアレンジにすることで聴き手に寄り添う
音楽にするっていうのがここ最近取り組んできたことなんですよね。
ねぐせ。のキャッチーさは変わらず、そのキャッチーさをさらに受け取りやすくするアプローチを
磨いてきたというか」
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“織姫とBABY”もそうでしたけど、ポップスとして機能しやすいR&B/ソウルのフィールを
入れるようになってきましたよね。“愛の味”はR&Bとは違うジャンル感ですけど、
音の隙間をどう聴かせるのか、つまりグルーヴが肝になっている点に、この1年の大きな進化だし、
リズム隊がどんどん大変になってきてると思うんですけど。
しょうと
「そうっすね(笑)」
りょたち
「確かにそうですよね。緩やかなリズムで聴かせるっていうのは
“恋と怪獣”以降のねぐせ。らしさだと思うんですけど、それをしっかりと出しつつ、
今のバンドのグルーヴで作った曲だと思います。こういう曲が得意になったというよりは……
こういうのがもともと好きですね」
なおや
「“恋と怪獣”をやったことによって、4人以外の音が入ってくることへの抵抗がなくなって。
それはそれで新しい味を出せるんだと気づけたし、音を足すことで
ねぐせ。らしくなくなるわけじゃなくて、むしろ自分達のキャッチーな部分が際立つというか。
そういう感覚はありましたね」
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各セクションを接着していくベースのフレーズが歌いまくっているなぁと思うんですが、
しょうとくんはどんな手応えを持っている曲ですか。
しょうと
「ベースが難しい!(笑)。アレンジをしてくれた江口(亮)さんと一緒に考えたんですけど、
また難しいフレーズを考えやがって!と思いました。まあ、3年ぶりの失恋バラードだからこそ、
新しい挑戦をすることで進化したねぐせ。を見せたいと思ってたんですよね。
ねぐせ。にとって失恋バラードは凄く大事な位置づけなので、進化したところを
聴いてもらえるんじゃないかなと思ってます」
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なおとくんはどうですか。
なおと
「『失恋バラード』というのは、ねぐせ。を結成した頃から大事にしていたものなんですよ。
なんなら、『こういうバンドで在りたいよね』という理想像にしていたのが、
“愛の味”みたいな曲だったんですよ」
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ああ、そうだったんですね。
なおと
「“スーパー愛したい”や“グッドな音楽を”をリリースするまでは、
『バラードで行きたいよね』っていう方針だったんです。
そこから感性が変わってポップな曲とかロック感の強い曲も出すようになりましたけど、
結成5周年のタイミングで“愛の味”みたいな曲を作れたことによって、
また原点を思い出させてもらえる感覚があって。いろんな曲を出してきたけど、
やっぱりりょたちの作るバラードは強いんだぞっていうのを示せるのが“愛の味”だと思ってます」
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結成当初からバラードを大事にするバンドで在りたかったのはどうしてだったんですか。
なおと
「ねぐせ。を組んでりょたちと話していた時に、自然と出てきたテーマだったんですよ。
りょたちがバラードを歌うのが好きだったから。
それに、バラードのほうが歌詞が伝わりやすいっていうのもあって。
りょたちの歌詞は強い武器だと思いますし、その武器を伝えやすい曲調としてバラードを
磨きたいと考えてました」
りょたち
「最初からバラードが得意だと思っていたわけじゃなかったんですけど、
周りから『バラードいいよね』って言われることが多くて。
それで徐々にバラードが合っているんだなって気づいていきました」
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5周年のタイミングで原点たる失恋バラードをリリースしたのは、いい契機だから原点回帰だぜ!
っていう感じだったのか、単にタイミングだったのか、どうなんですか。
りょたち
「次はバラードにしようかっていうくらいでした。なんなら、失恋バラードを書くのは
3年ぶりかあって後から気づいたくらいですし。
でも5周年っていうタイミングで自分達の原点みたいな曲を出せるのはいいことだなって
思いましたね。本当にいい偶然だった」
なおと
「いろんな曲があるバンドだけど、やっぱり一番最初の代表曲が“日常革命”だからね。
曲調の変遷で言ったら、根底にあったのは“日常革命”。
そこから“スーパー愛したい”や“グッドな音楽を”みたいな曲が出てきて、
その後に“ベイベイベイビー!”とか“愛してみてよ減るもんじゃないし”が
ついてきたっていう順番だったので」
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りょたちくんのソングライティング的にも、バラードが4番エースだっていう感覚があるんですか。
りょたち
「いや、そういうわけではないかもしれないです。その時々で、できた曲を出しているだけなので(笑)。
バラードも、バラードを書こうと思って書いているわけじゃないんですよね。
何かしらのワードやサビのメロディを思いついた時に、それがバラードなのかアップテンポなのかが
決まってくるだけなので」
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その中でも、より一層ポップスとして波及する曲を書きたいと思うようになっていったのは
どうしてだったんですか。
りょたち
「単純なんですけど、自分の曲をもっとたくさんの人に聴いてもらうために、
より大きなジャンルの中で闘っていきたいと思って。
ロックバンドであることにこだわるだけじゃなくて、ねぐせ。としてのポップスをやるほうが
たくさんの人に知ってもらえると思ったんですよ。ここ1年は特にそうで、
タイアップの機会をいただけたことも大きかったんですよね。
アニメのタイアップだった“アタシのドレス”もけっこうな挑戦でしたけど、
あの曲に対する反応がよくて、ひとつステップアップできた手応えがあったんです」
しょうと
「僕らなりのロックとポップの融合みたいな曲だったからね。あの曲がしっかり届いたのは大きかった」
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バンドによってもステップアップの階段は異なると思うんです。
あくまでロックバンドのシーンを駆け上がるんだというバンドもいれば、一定のところまで行けたなら、
次は「ポップス」という曖昧だけど一番巨大な概念に挑んでいくバンドもいる。
ねぐせ。の場合は後者の意識を強めていく1年だったということですよね。
りょたち
「そうですね」
なおや
「これをやりたい、あれはやりたくないって言うよりは、たくさん選択肢がある中で
何かを切り捨てることなく、いろんな糸を手繰り寄せてはトライ&エラーを繰り返して。
で、それをりょたちが歌うことによってねぐせ。らしさに昇華されていくんじゃないかなと思います」
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“織姫とBABY”がとんでもないヒットソングになったのも、大きな自信に繋がったんですか。
しょうと
「うーん……正直、初めてのデュエットに挑戦した楽曲があそこまでヒットするとは思ってなくて(笑)。
まあ、今こうしてヒットしているからよかったんですけど」
なおと
「でも、俺の中では過去イチでメロディが完璧な曲やったと思う。
その上で、メロディと言葉が合わさった時の耳残りがめちゃくちゃいいのが
“織姫とBABY”だったんですよ。なので、ヒットしないとは思ってなかったですね。
なんなら初動で一気に火が点かなかったことに対して『なんで?』って思っちゃったのが
正直なところで(笑)。こうしてヒットした今は、ようやく気づいてくれたか!っていう気持ちでいます」
りょたち
「やっぱり自信にはなりましたよね。たとえば“恋と怪獣”をやった時は
ねぐせ。にとっての新境地っていう感じでしたけど、それと同じジャンル感を
さらにブラッシュアップするように“織姫とBABY”を作ったら、それがヒットして。
できるんだ!って思えたし、どんなものでも取り入れて新しい挑戦をするんだという姿勢が
あったからこそ“織姫とBABY”がたくさんの人に聴いてもらえる曲になったんですよね。
そういう意味で、もっと挑戦できるなっていう自信になりました。
もちろんロックバンドで在りたいと思ってますけど、当然、結成から5年も経てば
好きな音楽も変わっていくので。楽曲としてはJ-POPをやりたい。
その気持ちを素直に表現していければいいと思ってます」
なおと
「実際、最近りょたちが書いてくる曲は平成のポップス感が強いものばかりで。
僕はりょたちの書く曲が好きなので、楽曲としてはどんどんポップス感を強めていけば
いいと思うんですよ。だからこそ、今度はねぐせ。の曲を聞いてくれた人をどうやって
ライヴまで引っ張ってくるかが課題になってくると思っていて。
楽曲としてはポップスでも、自分達のライヴはあくまでロックバンドのスタイルなので。
ポップスとして届く楽曲と、変わらないライヴスタイル。どちらも突き詰めたいと思ってます」
しょうと
「そういう意味では、大きく変化したところはないのかもしれないよね。
ロックとはマインドのことだと思っているし、りょたちが今後もずっとJ-POP的な楽曲を
作るとも思ってないし(笑)。
来年になったらいきなり『去年のモードは何やったん?』ってなるかもしれない」
りょたち
「俺もそう思う(笑)」
なおと
「ほんと急に変わりますから」
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なんとなく見える(笑)。
しょうと
「そういう変わり方も含めて、りょたちの作る曲にずっとワクワクしてるんです。
そのワクワクの中に、マインドとしてのロックがあるので。
そういう意味で、どんなに音楽性が変化しても、ポップスのバンドをやっているとは
思っていないですね」
なおと
「まあ、“愛の味”みたいな曲のほうが難しいからね。
そういう曲をやるのは、他の曲のためにもいいことなんですよ。
ど直球にガーッとやっていい曲ではないし、それこそグルーヴがモノを言う曲だから。
そこで培ったものは他の曲に間違いなく活きるし、挑戦をするたびに
成長できてるんじゃないかなって思います」


