「 LOVE & LIKE 」
-Official Interview-
lead & review
10月3日に先行配信リリースされた最新シングル“LOVE & LIKE”。
平成のポップスからの影響を素直に表現したメロディ、
バンドサウンドの疾走感を増強して駆け上がっていくストリングス
が印象的な本楽曲は、ロックバンドの背骨を持ちながら
ポップスの翼を広げてきたねぐせ。感を全解放したものだと
言っていい。
ジャンルに囚われず、あくまで心に従ってメロディを生み出して
きたからこそロックもポップスも軽やかに行き来するバンドとして
躍動してきたのがねぐせ。だが、その過程を丸呑みして
1曲に昇華した“LOVE & LIKE”は、彼ら自身が思うねぐせ。感
の(一旦の)答えである。
さらに、これまで恋愛をモチーフにして歌詞を綴ることが多かった
りょたちが、人と人の間にある大きな意味での愛を描き、
より一層素直な言葉を歌い切るようになったことも本楽曲の
大きな鍵だ。
変わり続けることを恐れず、それでも自分達らしく
あり続けるために。横浜アリーナでのワンマンライヴを経て、
より自由に音楽と向き合い始めたねぐせ。の次なる展望を
率直に聞いた。
平成のポップスからの影響を素直に表現したメロディ、
バンドサウンドの疾走感を増強して駆け上がっていくストリングス
が印象的な本楽曲は、ロックバンドの背骨を持ちながら
ポップスの翼を広げてきたねぐせ。感を全解放したものだと
言っていい。
ジャンルに囚われず、あくまで心に従ってメロディを生み出して
きたからこそロックもポップスも軽やかに行き来するバンドとして
躍動してきたのがねぐせ。だが、その過程を丸呑みして
1曲に昇華した“LOVE & LIKE”は、彼ら自身が思うねぐせ。感
の(一旦の)答えである。
さらに、これまで恋愛をモチーフにして歌詞を綴ることが多かった
りょたちが、人と人の間にある大きな意味での愛を描き、
より一層素直な言葉を歌い切るようになったことも本楽曲の
大きな鍵だ。
変わり続けることを恐れず、それでも自分達らしく
あり続けるために。横浜アリーナでのワンマンライヴを経て、
より自由に音楽と向き合い始めたねぐせ。の次なる展望を
率直に聞いた。
ーーー
“僕 love you”ではエレクトロニックなアレンジに振り切ったことが
印象的でしたが、今回リリースされる“LOVE & LIKE”もまた、
バンドサウンドを弦が引っ張っていくところに新鮮さを感じました。
このストリングスの駆け上がり方からはポップスの王道に
真っ向から挑戦する意気込みも伝わってくるんですが、まずは
この楽曲に対する手応えから伺えますか。
印象的でしたが、今回リリースされる“LOVE & LIKE”もまた、
バンドサウンドを弦が引っ張っていくところに新鮮さを感じました。
このストリングスの駆け上がり方からはポップスの王道に
真っ向から挑戦する意気込みも伝わってくるんですが、まずは
この楽曲に対する手応えから伺えますか。
しょうと(Ba)
「最近のりょたち節、もっと言えば固まったねぐせ。感が
詰め込まれた曲だなと思ってます。
俺個人はベースが難しい曲だなぁって思ってますけど(笑)」
詰め込まれた曲だなと思ってます。
俺個人はベースが難しい曲だなぁって思ってますけど(笑)」
ーーー
固まったねぐせ。感とは、言葉にするとどういうものなんですか。
しょうと(Ba)
「ねぐせ。が求められているものがりょたちの中で
ハッキリしたんじゃないですかね。
それは俺もなおともなおやも思っていて。
今の俺のやりたいことが、人から求められているねぐせ。と
合致したというか。そういう気持ちが表れているのが
“LOVE & LIKE”だと思います」
ハッキリしたんじゃないですかね。
それは俺もなおともなおやも思っていて。
今の俺のやりたいことが、人から求められているねぐせ。と
合致したというか。そういう気持ちが表れているのが
“LOVE & LIKE”だと思います」
なおと
「本当に、今までやってきたねぐせ。らしさが詰め込まれている
曲ですね。じゃあねぐせ。らしさとは何かという話ですけど、
ロックはもちろん、ポップスをやったりチルい曲をやったり、
いろんな曲を作ってきたこと自体がねぐせ。らしさだと思っていて。
その中で、“LOVE & LIKE”はロックとポップスの両面が最大限に
発揮されている曲だと思うんですよ。
特にメロディはりょたちの得意分野であるJ-POP感が強いし、
だけどサウンドにはロックバンドらしいアグレッシヴさがある。
きっと“アタシのドレス”みたいにロック感とポップ感を両立させる
楽曲を経ていなかったらこういう曲は作れなかったんじゃないかな。
アレンジ面では言ってもらったようにストリングスが印象的ですけど、
あくまで背骨の部分で言えば、ロックとポップスの一番強いところを
出せている曲になったと思いますね」
曲ですね。じゃあねぐせ。らしさとは何かという話ですけど、
ロックはもちろん、ポップスをやったりチルい曲をやったり、
いろんな曲を作ってきたこと自体がねぐせ。らしさだと思っていて。
その中で、“LOVE & LIKE”はロックとポップスの両面が最大限に
発揮されている曲だと思うんですよ。
特にメロディはりょたちの得意分野であるJ-POP感が強いし、
だけどサウンドにはロックバンドらしいアグレッシヴさがある。
きっと“アタシのドレス”みたいにロック感とポップ感を両立させる
楽曲を経ていなかったらこういう曲は作れなかったんじゃないかな。
アレンジ面では言ってもらったようにストリングスが印象的ですけど、
あくまで背骨の部分で言えば、ロックとポップスの一番強いところを
出せている曲になったと思いますね」
ーーー
今までストリングスを入れてきた曲を思い返すと、バラードをより
壮大に聴かせるためのアレンジが多かったと思うんですね。
だけど今回は、バンドサウンドを前に走らせる演出として弦の音が
効いていて。
自分達でも、アレンジの発想が変わってきた感覚はあるんですか
壮大に聴かせるためのアレンジが多かったと思うんですね。
だけど今回は、バンドサウンドを前に走らせる演出として弦の音が
効いていて。
自分達でも、アレンジの発想が変わってきた感覚はあるんですか
なおと
「『ストリングスを入れる』と聞いて思い浮かびやすいのは、
やっぱりバラードだとは思うんです。というのもあってねぐせ。も
“花束が似合う君へ”とか“日常革命”でストリングスを入れてきたと
思うんですね。でもその2曲はアルバム収録にあたって
リアレンジしたものだったから弦を入れやすかったと思うんですよ。
そういうことを経て、ストリングス自体に抵抗がなくなり、ねぐせ。
の曲自体もアレンジが広がってきたからこそ、
“LOVE & LIKE”みたいにアップテンポの楽曲にもストリングスを
入れる選択肢を採れたと思うんですよね」
やっぱりバラードだとは思うんです。というのもあってねぐせ。も
“花束が似合う君へ”とか“日常革命”でストリングスを入れてきたと
思うんですね。でもその2曲はアルバム収録にあたって
リアレンジしたものだったから弦を入れやすかったと思うんですよ。
そういうことを経て、ストリングス自体に抵抗がなくなり、ねぐせ。
の曲自体もアレンジが広がってきたからこそ、
“LOVE & LIKE”みたいにアップテンポの楽曲にもストリングスを
入れる選択肢を採れたと思うんですよね」
ーーー
なおとくんの音楽遍歴を聞いていても思いますが、
やっぱり「ロックバンドをやりたい」という気持ちは強く持っている
じゃないですか。
やっぱり「ロックバンドをやりたい」という気持ちは強く持っている
じゃないですか。
なおと
「そうですね」
ーーー
ロックバンドとはロック然とした曲をやるだけではないということも、
りょたちくんの楽曲のポテンシャルは1ジャンルに
収まるものじゃないということも理解されてきたと思うんです。
でも逆に言うと、選択肢が広がり過ぎて大変になる可能性も
あるじゃないですか。
その辺りはどう考えて今に至っている感じなんですか
りょたちくんの楽曲のポテンシャルは1ジャンルに
収まるものじゃないということも理解されてきたと思うんです。
でも逆に言うと、選択肢が広がり過ぎて大変になる可能性も
あるじゃないですか。
その辺りはどう考えて今に至っている感じなんですか
なおと
「ロックバンドをやりたいという気持ちから始まったのは事実だけど、
今は『ねぐせ。をやりたい』と思っていて。
そういう意味で、ねぐせ。でしかないスタイルができたのが
今だと思ってます。
ロックバンドが好きだしポップスも好きだけど、ねぐせ。が何かに
カテゴライズされることは好きじゃないんですよね。
ねぐせ。はねぐせ。だし、実際、ここまでロックとポップスを
織り交ぜてやれるバンドはあまり見当たらないし。
なので、選択肢の広がりによってカテゴライズされなくなって、
それによってねぐせ。ができたと感じてます」
今は『ねぐせ。をやりたい』と思っていて。
そういう意味で、ねぐせ。でしかないスタイルができたのが
今だと思ってます。
ロックバンドが好きだしポップスも好きだけど、ねぐせ。が何かに
カテゴライズされることは好きじゃないんですよね。
ねぐせ。はねぐせ。だし、実際、ここまでロックとポップスを
織り交ぜてやれるバンドはあまり見当たらないし。
なので、選択肢の広がりによってカテゴライズされなくなって、
それによってねぐせ。ができたと感じてます」
ーーー
なおやくんはどうですか。
なおや(Gt)
「時系列的に言うと、“LOVE & LIKE”は直近の作品よりも
前に作った曲なんです。“青春バイブレーション”と
同じ時期だから、ちょうど1年前くらいに作ったのか。
だからストリングスを入れたのも“一生僕ら恋をしよう”と
同じタイミングだったんですよね。で、“一生僕ら恋をしよう”
や“LOVE & LIKE”がそういうアレンジになったのは、
この時期のりょたちが平成ライクな楽曲を多く作っていたから
だと思うんですよ」
前に作った曲なんです。“青春バイブレーション”と
同じ時期だから、ちょうど1年前くらいに作ったのか。
だからストリングスを入れたのも“一生僕ら恋をしよう”と
同じタイミングだったんですよね。で、“一生僕ら恋をしよう”
や“LOVE & LIKE”がそういうアレンジになったのは、
この時期のりょたちが平成ライクな楽曲を多く作っていたから
だと思うんですよ」
ーーー
なるほど。つまり“愛の味”や“僕 love you”といった楽曲で
アレンジが一気に拡張されていった、その始まりが
“LOVE & LIKE”だったとも言える。
アレンジが一気に拡張されていった、その始まりが
“LOVE & LIKE”だったとも言える。
なおや
「そうだと思います」
ーーー
“LOVE & LIKE”を初めて聴いた時、僕はROCK'A'TRENCHの
“My SunShine”を思い浮かべたんですけど。
“My SunShine”を思い浮かべたんですけど。
りょたち(Vo&Gt)
「凄い! 本当にそうです! ありがとうございます!」
なおや
「(笑)。平成ライクと言うと、わかりやすいコード進行、
わかりやすいキメ、わかりやすい構成であるっていうこと
なんですけど。
サビの2回し目でクリシェするような遊びも入れつつ、基本的には
明快な平成ロックがベースになっていて。
ゆえに音像を広げるためのバラード的なストリングスじゃなくて、
疾走感を強めるためのストリングスを入れようっていう話に
なったんですよね。
聴く人が聴いたら懐かしいサウンドでもあるし、一周回って
新しいと感じてくれる人もいるでしょうけど、曲ごとに
新しい挑戦をし続けてきたねぐせ。らしいアレンジだと思います」
わかりやすいキメ、わかりやすい構成であるっていうこと
なんですけど。
サビの2回し目でクリシェするような遊びも入れつつ、基本的には
明快な平成ロックがベースになっていて。
ゆえに音像を広げるためのバラード的なストリングスじゃなくて、
疾走感を強めるためのストリングスを入れようっていう話に
なったんですよね。
聴く人が聴いたら懐かしいサウンドでもあるし、一周回って
新しいと感じてくれる人もいるでしょうけど、曲ごとに
新しい挑戦をし続けてきたねぐせ。らしいアレンジだと思います」
ーーー
つまり、平成をリバイバルさせようっていうのとは
全然違うところから出てきている曲なんですよね。
全然違うところから出てきている曲なんですよね。
なおや
「そうだと思います。平成っぽい曲をやりたいっていうよりも、
平成の楽曲を好きで聴いてきたりょたちらしさがそのまま出た結果、
こういう曲になった。
今を生きているりょたちが、昔聴いてきたものを想ったり
懐かしんだりしながら書いた曲だから、懐かしさと新しさの両方が
感じられる楽曲になるんじゃないかなと思います」
平成の楽曲を好きで聴いてきたりょたちらしさがそのまま出た結果、
こういう曲になった。
今を生きているりょたちが、昔聴いてきたものを想ったり
懐かしんだりしながら書いた曲だから、懐かしさと新しさの両方が
感じられる楽曲になるんじゃないかなと思います」
ーーー
制作フローとしては、りょたちくんの弾き語りデモをなおやくんが
受け取って、そこからアレンジやテンポを考えていく流れですよね。
受け取って、そこからアレンジやテンポを考えていく流れですよね。
なおや
「そうですね。で、僕らで組んだものをプロデューサーの
江口さんに渡すっていう流れでした」
江口さんに渡すっていう流れでした」
ーーー
りょたちくんがなおやくんに弾き語りデモを渡した時点で、
頭の中でストリングスが鳴っていたんですか。
頭の中でストリングスが鳴っていたんですか。
りょたち
「割とイメージはあったかなぁ。
そうですね、デモの時点でストリングスを入れたいと思ってました。
時系列的に“僕 love you”が(“LOVE & LIKE”の)後に
できていることを考えると、バラードではなくミドルテンポの
楽曲に弦を入れても面白い!っていう道が切り拓かれた曲が
“LOVE & LIKE”なんだと思います。
あと、アニメのタイアップ(『うちの弟どもがすみません』
2クール目オープニング主題歌)はねぐせ。として
2回目だったので、とにかく自分のやりたいことを詰め込んで
世の中に発信してみようという気持ちが強くて。
バンド感はもちろん、疾走感のある曲にストリングスを入れる
アレンジも含め、イメージが綺麗に具現化されたと思います」
そうですね、デモの時点でストリングスを入れたいと思ってました。
時系列的に“僕 love you”が(“LOVE & LIKE”の)後に
できていることを考えると、バラードではなくミドルテンポの
楽曲に弦を入れても面白い!っていう道が切り拓かれた曲が
“LOVE & LIKE”なんだと思います。
あと、アニメのタイアップ(『うちの弟どもがすみません』
2クール目オープニング主題歌)はねぐせ。として
2回目だったので、とにかく自分のやりたいことを詰め込んで
世の中に発信してみようという気持ちが強くて。
バンド感はもちろん、疾走感のある曲にストリングスを入れる
アレンジも含め、イメージが綺麗に具現化されたと思います」
ーーー
平成感というのは、りょたちくんの中で大きなテーマだったんですか。
りょたち
「平成感というのは、自分の中で一番やりたかったことなんですよ。
それがやっとできた!っていう気持ちもあるし、
それをアニメのタイアップでできるという喜びもありました。
今しかないっていうくらいの気持ちで
シンプルに平成のポップス感を詰め込みました」
それがやっとできた!っていう気持ちもあるし、
それをアニメのタイアップでできるという喜びもありました。
今しかないっていうくらいの気持ちで
シンプルに平成のポップス感を詰め込みました」
ーーー
平成感のある曲をずっと作りたかったのはどうしてだったんですか。
りょたち
「好きっていうだけです(笑)。
それこそROCK'A'TRENCHとか、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で
出会った大原櫻子さんとか……
でも好きな音楽性は一貫していて。ちょっと速めのミドルテンポで、
気持ちいいメロディを歌唱力の暴力で叩き込まれる感じ。それを
そのまま自分もやりたいと思って書いたのが“LOVE & LIKE”
でしたね。
好きなメロディをリフレインさせて、一つひとつのメロディを
完結させていくっていう」
それこそROCK'A'TRENCHとか、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で
出会った大原櫻子さんとか……
でも好きな音楽性は一貫していて。ちょっと速めのミドルテンポで、
気持ちいいメロディを歌唱力の暴力で叩き込まれる感じ。それを
そのまま自分もやりたいと思って書いたのが“LOVE & LIKE”
でしたね。
好きなメロディをリフレインさせて、一つひとつのメロディを
完結させていくっていう」
ーーー
平成は今よりもさらにロックバンドがポップスシーンの最前線で
闘っていた時代だと思うんですね。
そう考えると、ロックバンド然とした楽曲もポップス然とした楽曲も
作ってきた中で、結局自分がやりたいのは人の耳に近いメロディを
書くことなんだ、だったら平成のあの感じをストレートに
呼び起こしてみようっていう気持ちでもあったんですか。
闘っていた時代だと思うんですね。
そう考えると、ロックバンド然とした楽曲もポップス然とした楽曲も
作ってきた中で、結局自分がやりたいのは人の耳に近いメロディを
書くことなんだ、だったら平成のあの感じをストレートに
呼び起こしてみようっていう気持ちでもあったんですか。
りょたち
「ああ、そういうことです。
俺の中で、アニメのタイアップというのも大きなことで。
やっぱり平成のアニソンから音楽を知っていったところがあるし、
だから俺の好きな平成感と言うと、アニソンに繋がっていくんですよ。
そういう意味で、アニメのタイアップというきっかけが
あったからこそ『平成感を思い切り出すなら今しかない』っていう
気持ちで“LOVE & LIKE”を書けたんだと思います」
俺の中で、アニメのタイアップというのも大きなことで。
やっぱり平成のアニソンから音楽を知っていったところがあるし、
だから俺の好きな平成感と言うと、アニソンに繋がっていくんですよ。
そういう意味で、アニメのタイアップというきっかけが
あったからこそ『平成感を思い切り出すなら今しかない』っていう
気持ちで“LOVE & LIKE”を書けたんだと思います」
ーーー
もちろん『うちの弟どもがすみません』という作品を
解釈していく過程もあったと思うんですが、そこはどうでしたか。
ドタバタしたコメディ感がありつつ、家族愛と恋愛と人との絆とかが
織り込まれているストーリーだと思うんですけど。
解釈していく過程もあったと思うんですが、そこはどうでしたか。
ドタバタしたコメディ感がありつつ、家族愛と恋愛と人との絆とかが
織り込まれているストーリーだと思うんですけど。
りょたち
「そう、シンプルな恋愛ストーリーではなくて。
血は繋がっていないけれど家族として接していかなければいけない
人々がいて、そこで主人公のいとちゃんが恋も愛も知っていくーー
血の繋がりという糸はないけれども、愛という糸は目に見えないもの
だからこそ、血のつながりとは違う形で繋げていくことができるん
じゃないかなと思って。今回のタイトルを“LOVE & LIKE”に
したのも、恋も愛も目に見えない糸なんだという作品のメッセージを
ピックアップしてのことでした。
ただ、シンプルな恋愛ストーリーではないから題材としては
意外と難しくて、歌詞よりメロディを先行させながら
書いていったんですよ。で、平成ライクなメロディを展開させて
いくうちに歌詞も膨らんでいきましたね」
血は繋がっていないけれど家族として接していかなければいけない
人々がいて、そこで主人公のいとちゃんが恋も愛も知っていくーー
血の繋がりという糸はないけれども、愛という糸は目に見えないもの
だからこそ、血のつながりとは違う形で繋げていくことができるん
じゃないかなと思って。今回のタイトルを“LOVE & LIKE”に
したのも、恋も愛も目に見えない糸なんだという作品のメッセージを
ピックアップしてのことでした。
ただ、シンプルな恋愛ストーリーではないから題材としては
意外と難しくて、歌詞よりメロディを先行させながら
書いていったんですよ。で、平成ライクなメロディを展開させて
いくうちに歌詞も膨らんでいきましたね」
ーーー
先ほどは「ねぐせ。が固まってきた」というお話を皆さんから
伺ったんですが、りょたちくんは、ねぐせ。の今のモードを
どういうものだと考えて曲を作っているんですか。
伺ったんですが、りょたちくんは、ねぐせ。の今のモードを
どういうものだと考えて曲を作っているんですか。
りょたち
「まだ全然試行錯誤している最中だとは思うんですけど、
ねぐせ。の強みはいろんなジャンルの曲があるっていうことだから。
もちろん一貫した音楽性・一貫したテーマがあるほうが
わかりやすいから、『いろんな曲があることが強みです』と
いうのは難しい道だとは思うんです。
だけどそこに自分達で飛び込んでいるからこそ、まったくもって
新しい曲がこの先も出てくるんじゃないかと
ワクワクできるんですよね。
一生試行錯誤することが、ねぐせ。の制作にとって
大事だと思います」
ねぐせ。の強みはいろんなジャンルの曲があるっていうことだから。
もちろん一貫した音楽性・一貫したテーマがあるほうが
わかりやすいから、『いろんな曲があることが強みです』と
いうのは難しい道だとは思うんです。
だけどそこに自分達で飛び込んでいるからこそ、まったくもって
新しい曲がこの先も出てくるんじゃないかと
ワクワクできるんですよね。
一生試行錯誤することが、ねぐせ。の制作にとって
大事だと思います」
ーーー
ねぐせ。が求められているものとは何かを考えることもありますか。
りょたち
「それで言うと、“僕 love you”みたいに振り切ったアレンジの
曲もありつつ、1stアルバムみたいな生身の曲をもう一度
聴きたいんだろうなっていう様子は感じてます。
なおかつ、僕自身もそれをやってみたいなと思っていて。
技術が上がり、アレンジの幅も広がった上で、生身の歌を
ギターロックとして出していったらいい曲になるんじゃ
ないだろうかっていう。
お客さんからも、きっとそういうものを求められている気がしますし」
曲もありつつ、1stアルバムみたいな生身の曲をもう一度
聴きたいんだろうなっていう様子は感じてます。
なおかつ、僕自身もそれをやってみたいなと思っていて。
技術が上がり、アレンジの幅も広がった上で、生身の歌を
ギターロックとして出していったらいい曲になるんじゃ
ないだろうかっていう。
お客さんからも、きっとそういうものを求められている気がしますし」
ーーー
だけど今言ってくれた通り、ジャンルとしてもアレンジとしても
新しい分野に飛び込んでいきたいのがねぐせ。じゃないですか。
新しい分野に飛び込んでいきたいのがねぐせ。じゃないですか。
りょたち
「そうなんですよね(笑)」
ーーー
そこはどうするんですか。
りょたち
「別に何を作っても悪いものができるとは思っていないので、
まずは作りたいものを作ってみること。
その反応や手応えに対して、また柔軟にやっていこうと思ってます。
それは“織姫とBABY”を作った時と変わらず、
“僕 love you”を作った時とも変わらない気持ちで昔っぽい曲に
還ってみようと思ってます」
まずは作りたいものを作ってみること。
その反応や手応えに対して、また柔軟にやっていこうと思ってます。
それは“織姫とBABY”を作った時と変わらず、
“僕 love you”を作った時とも変わらない気持ちで昔っぽい曲に
還ってみようと思ってます」
しょうと
「今のねぐせ。がねぐせ。らしさになっていくものだと思うから、
今までにない曲をやろうと、昔っぽい曲を作ろうと、ひとつに
固まらないのが武器であるのは変わらないと思うんですよね。
俺はメンバーだしプレイヤーだけど、毎度リスナーとして
ワクワクできるものをりょたちとなおやが作ってくれるんですよ。
まあ、なおやがりょたちに合わせてる感も
たまに感じるんですけど(笑)、何にせよりょたちが歌えば
ねぐせ。になると思ってるから。めちゃくちゃパンクな曲をやっても、
りょたちの歌があればねぐせ。節になるはずなんですよ。
なので、いい意味でどこも目指していないのがねぐせ。らしさ
なんだと思います」
今までにない曲をやろうと、昔っぽい曲を作ろうと、ひとつに
固まらないのが武器であるのは変わらないと思うんですよね。
俺はメンバーだしプレイヤーだけど、毎度リスナーとして
ワクワクできるものをりょたちとなおやが作ってくれるんですよ。
まあ、なおやがりょたちに合わせてる感も
たまに感じるんですけど(笑)、何にせよりょたちが歌えば
ねぐせ。になると思ってるから。めちゃくちゃパンクな曲をやっても、
りょたちの歌があればねぐせ。節になるはずなんですよ。
なので、いい意味でどこも目指していないのがねぐせ。らしさ
なんだと思います」
なおと
「これだけいろんなタイプの曲があったら、ファン一人ひとりの
好きな曲もバラバラだろうしね。だからこそ、全部がねぐせ。
なんですよっていう提示をする場所としてライヴが大事なんですよね。
たとえるなら、ねぐせ。のライヴ自体がひとつのフェスに
なっているような。いろんな入り口があって、いろんな属性の人が
自由に入ってこられる。そういうバンドになれていたら
素敵なことだと思います」
好きな曲もバラバラだろうしね。だからこそ、全部がねぐせ。
なんですよっていう提示をする場所としてライヴが大事なんですよね。
たとえるなら、ねぐせ。のライヴ自体がひとつのフェスに
なっているような。いろんな入り口があって、いろんな属性の人が
自由に入ってこられる。そういうバンドになれていたら
素敵なことだと思います」
ーーー
どうしてこんな話をしたかというと、“LOVE & LIKE”が非常に
ねぐせ。らしい曲だと感じたからなんですよ。
弦が前に出たアレンジではありつつも4人のバンドサウンドが
めちゃくちゃ歌っているし、メロディを飛ばすための最適解を
4人の中で見つけ出している感覚があったんですよね。
ねぐせ。らしい曲だと感じたからなんですよ。
弦が前に出たアレンジではありつつも4人のバンドサウンドが
めちゃくちゃ歌っているし、メロディを飛ばすための最適解を
4人の中で見つけ出している感覚があったんですよね。
なおと
「確かに、ファンにとってのねぐせ。感と俺らにとっての
ねぐせ。感がちゃんと合致できるのは“LOVE & LIKE”みたいな
曲なんじゃないかなと思っていて」
ねぐせ。感がちゃんと合致できるのは“LOVE & LIKE”みたいな
曲なんじゃないかなと思っていて」
りょたち
「そういう感覚は俺もある。まあ、“グッドな音楽を”とかと
似てないわけでもない気がするし」
似てないわけでもない気がするし」
ーーー
とはいえ、聴き返してみても、似た曲を1曲も書いていないと
思いますよ。それが本当に凄まじいことだと思う。
思いますよ。それが本当に凄まじいことだと思う。
なおと
「似てる曲、俺も思いつかない」
しょうと
「めちゃくちゃ大きな括りで似てる曲はあるけどね。
楽しい系・悲しい系・渋い系みたいな」
楽しい系・悲しい系・渋い系みたいな」
なおや
「それでしか分けられないっていうね(笑)」
ーーー
本当に。
りょたち
「ただ、“LOVE & LIKE”の何が今までと違うかと言ったら、
引き算ができるようになったところだと思っていて。
やりたいことを詰め込んだというのは、引き算を詰め込んだって
いうことだと思うんですよね。
曲を作る上での最適解を導き出すまで、要素を足していくだけ
じゃなくて曲本来の形に対して素直になった感じがします。
それはもう、曲をたくさん作ってきた経験値としか言いようが
ないんですけど」
引き算ができるようになったところだと思っていて。
やりたいことを詰め込んだというのは、引き算を詰め込んだって
いうことだと思うんですよね。
曲を作る上での最適解を導き出すまで、要素を足していくだけ
じゃなくて曲本来の形に対して素直になった感じがします。
それはもう、曲をたくさん作ってきた経験値としか言いようが
ないんですけど」
ーーー
“LOVE & LIKE”は言葉の一つひとつが明快で、意味がクリアに
伝わってくる歌だなと感じたんですが、今おっしゃった引き算は、
歌詞にも繋がる話ですか。
伝わってくる歌だなと感じたんですが、今おっしゃった引き算は、
歌詞にも繋がる話ですか。
りょたち
「そうかもしれないです。自信を持ってシンプルに作る。
怖がって言葉を詰め込むんじゃなくて、言葉を歌い切る。
それが以前と変わったところだと思います」
怖がって言葉を詰め込むんじゃなくて、言葉を歌い切る。
それが以前と変わったところだと思います」
ーーー
これまでがシンプルじゃなかったわけではないと思うけど、
足し算で詰め込むところがあったのだとしたら、
それは全部説明し切らないと怖いっていう臆病さだったんですか。
足し算で詰め込むところがあったのだとしたら、
それは全部説明し切らないと怖いっていう臆病さだったんですか。
りょたち
「そういうところもあったのかなっていう気がします。
もちろん足し算からいいものが生まれることもあるけど、
聴き返してみた時に『この時はビビってたな、全部詰め込まないと
伝わらないと思ってそうだな』って感じることはあって。
でも、それをやらずとも伝わる言葉選びができたのが“LOVE & LIKE”
だと思います。そういう自信が出てきたのも、経験ゆえだと
思うんですよ。
世に出してきただけでも40曲以上はあるのかな。
その曲に対する反応によって、シンプルに自信がついてきた。
それに尽きると思いますね」
もちろん足し算からいいものが生まれることもあるけど、
聴き返してみた時に『この時はビビってたな、全部詰め込まないと
伝わらないと思ってそうだな』って感じることはあって。
でも、それをやらずとも伝わる言葉選びができたのが“LOVE & LIKE”
だと思います。そういう自信が出てきたのも、経験ゆえだと
思うんですよ。
世に出してきただけでも40曲以上はあるのかな。
その曲に対する反応によって、シンプルに自信がついてきた。
それに尽きると思いますね」
なおや
「りょたちの核として、歌いたいことにメロディを載せているって
いう部分はずっと変わらないと思っていて。
その核の部分__伝えたいことを歌うっていうシンプルな
動機があれば、どんな曲をやってもりょたちらしい歌になるんじゃ
ないかなっていう気がします」
いう部分はずっと変わらないと思っていて。
その核の部分__伝えたいことを歌うっていうシンプルな
動機があれば、どんな曲をやってもりょたちらしい歌になるんじゃ
ないかなっていう気がします」
ーーー
そう考えると、歌いたいことがクリアであればあるほど、曲も
ゴテゴテしなくなるという相関関係があるんですか。
ゴテゴテしなくなるという相関関係があるんですか。
りょたち
「ああ、そうですね。
弾き語りの時点で歌が明確になると、同時に曲もクリアに
なっていくと思います」
弾き語りの時点で歌が明確になると、同時に曲もクリアに
なっていくと思います」
ーーー
では歌詞のお話を伺うんですが、サビの
<伝えたいんだ 伝えたいんだ/幾年先の LOVE & LIKE/
君をさ 知りたいんだ/心のロックこじ開けたいんだ>
というラインを大テーマにして書き進めていった感じなんですか。
<伝えたいんだ 伝えたいんだ/幾年先の LOVE & LIKE/
君をさ 知りたいんだ/心のロックこじ開けたいんだ>
というラインを大テーマにして書き進めていった感じなんですか。
りょたち
「このサビから作ったので、そうだと思います。そこでイメージが
明確になって、綺麗に書き切れた歌詞だと思います。
この曲を書いた後から『愛問愛答』(2026年6月に開催された
横浜アリーナ公演)のタームが始まって“僕 love you”に繋がった
と考えると、恋愛に限らない愛っていうテーマが自分の中で大きく
なっていった、その最初の歌だったんじゃないかという気もします」
明確になって、綺麗に書き切れた歌詞だと思います。
この曲を書いた後から『愛問愛答』(2026年6月に開催された
横浜アリーナ公演)のタームが始まって“僕 love you”に繋がった
と考えると、恋愛に限らない愛っていうテーマが自分の中で大きく
なっていった、その最初の歌だったんじゃないかという気もします」
ーーー
おっしゃる通り、りょたちくんが得意としてきた恋愛の
「愛」に限らない、人が人を慈しむ愛とか、思いやりとしての愛とか、
それこそ家族の愛とか、大きい意味での愛情が歌われている歌詞
だと思うんですね。
こういったテーマが出てきたのは、どういうところからだったんですか。
「愛」に限らない、人が人を慈しむ愛とか、思いやりとしての愛とか、
それこそ家族の愛とか、大きい意味での愛情が歌われている歌詞
だと思うんですね。
こういったテーマが出てきたのは、どういうところからだったんですか。
りょたち
「自分の過去の恋愛を歌にするのは得意だったけど、人と人の愛
みたいなところを書くのは苦手だったんですよ。
でもこの曲を書けたのが嬉しくて、それも手応えを感じている
部分ですね。
なんで書けたのかって考えると……
アニメの題材があったからこそ書けたのかなと思います」
みたいなところを書くのは苦手だったんですよ。
でもこの曲を書けたのが嬉しくて、それも手応えを感じている
部分ですね。
なんで書けたのかって考えると……
アニメの題材があったからこそ書けたのかなと思います」
ーーー
野暮なことを訊きますけど、人と人の慈愛みたいなテーマが
苦手だったのはどうしてなんですか。
苦手だったのはどうしてなんですか。
りょたち
「伝えるのが難しいテーマだからだと思います。
あまりに広過ぎる、大き過ぎる題材というか。自分は生活の中の
リアルなことを歌にし続けてきたからこそ、日記的な書き方とは違う
大きな概念が苦手だと思っていたんですよね。
だけどアニメの題材もそうだし、この曲の雰囲気もそうだけど、
生活のひと幕を具体的に書いていくのは似合わないと思って。
一度脳みそを整理して、今までと違う頭で書いた感覚がありました」
あまりに広過ぎる、大き過ぎる題材というか。自分は生活の中の
リアルなことを歌にし続けてきたからこそ、日記的な書き方とは違う
大きな概念が苦手だと思っていたんですよね。
だけどアニメの題材もそうだし、この曲の雰囲気もそうだけど、
生活のひと幕を具体的に書いていくのは似合わないと思って。
一度脳みそを整理して、今までと違う頭で書いた感覚がありました」
ーーー
<幾年先の LOVE & LIKE/君をさ 知りたいんだ>というラインは、
今この一瞬だけじゃない人間関係と、月日を経て深まっていく愛の歌
でもあると思うんですね。
この先も共に歩んでいく愛情を人に伝えたい気持ちが、
りょたちくん自身の中にあったんですか。
今この一瞬だけじゃない人間関係と、月日を経て深まっていく愛の歌
でもあると思うんですね。
この先も共に歩んでいく愛情を人に伝えたい気持ちが、
りょたちくん自身の中にあったんですか。
りょたち
「そうだと思います。アニメのタイアップとは言っても、
何よりねぐせ。自身が人に伝えたいことを載せるのが大事じゃ
ないですか。そう考えて、アニメの歌でありねぐせ。の歌でもあると
いう部分を大事にして書きました。
結成から5年経って自信もついて、ねぐせ。がやりたいことが
明確になってきたからこそ、こういう言葉を書けた気がします」
何よりねぐせ。自身が人に伝えたいことを載せるのが大事じゃ
ないですか。そう考えて、アニメの歌でありねぐせ。の歌でもあると
いう部分を大事にして書きました。
結成から5年経って自信もついて、ねぐせ。がやりたいことが
明確になってきたからこそ、こういう言葉を書けた気がします」
しょうと
「そう考えると、“青春バイブレーション”とかと同じ時期に
“LOVE & LIKE”があったからこそ『愛問愛答』というテーマが
明確になっていったのかなっていう気がしますね。
だって『愛問愛答』っていう公演名が決まったのは“LOVE & LIKE”
の後だったよね」
“LOVE & LIKE”があったからこそ『愛問愛答』というテーマが
明確になっていったのかなっていう気がしますね。
だって『愛問愛答』っていう公演名が決まったのは“LOVE & LIKE”
の後だったよね」
りょたち
「そうだった。愛をもらうだけじゃなくて愛を返したいっていう
気持ちが強くなっていったのは、この曲を作った時期だと思う」
気持ちが強くなっていったのは、この曲を作った時期だと思う」
ーーー
<想い喉が詰まる夜/涙なんか流してたまるか/こんな時きっと僕は/
君の smile があればいい>という言葉も非常に印象的で。
以前ならば、愛というものに惑ったり迷ったりしながら揺れている
心をメロディにするところがあったと思うんですよ。
だけどこの歌の主人公は、人の存在を支えにして
<涙なんか流してたまるか>と踏ん張っている。
凡庸な言い方で恐縮ですが、強い心を持とうとしている人の歌ですよね。
君の smile があればいい>という言葉も非常に印象的で。
以前ならば、愛というものに惑ったり迷ったりしながら揺れている
心をメロディにするところがあったと思うんですよ。
だけどこの歌の主人公は、人の存在を支えにして
<涙なんか流してたまるか>と踏ん張っている。
凡庸な言い方で恐縮ですが、強い心を持とうとしている人の歌ですよね。
りょたち
「いい歌詞っすね!」
ーーー
ははははは。
りょたち
「でも確かに。自分の自信から出たものなのか、これまでには
出てこなかったであろう歌詞だと思います。
アニメの中にそういうシーンがあったかと言うと、そういうこと
でもないし。だからきっと、僕自身に<想い喉が詰まる夜>
があったのかもしれない。
それもまた経験で、自分の人生を積み重ねてきたからこそ
書けるようになったのかな」
出てこなかったであろう歌詞だと思います。
アニメの中にそういうシーンがあったかと言うと、そういうこと
でもないし。だからきっと、僕自身に<想い喉が詰まる夜>
があったのかもしれない。
それもまた経験で、自分の人生を積み重ねてきたからこそ
書けるようになったのかな」
ーーー
<心のロックこじ開けたいんだ>という歌詞もそうですが、自分から
人に近づいていこうとしていますよね。
人に近づいていこうとしていますよね。
りょたち
「『素直になりたい歌』っていう感じがしますよね。
素直であること、真っ直ぐであること。そういう題材が自分の中に
あって、こういう歌が出てきたんじゃないかなと思います」
素直であること、真っ直ぐであること。そういう題材が自分の中に
あって、こういう歌が出てきたんじゃないかなと思います」
ーーー
りょたちくん自身が、素直になりたい人なんですか。
りょたち
「そうだと思います。僕は素直じゃない人間なので。それに、
素直って難しいじゃないですか。素直はわがままに似ているから。
そう考えると、人に気を遣って人目ばっかり気にしちゃうのも
『素直じゃない』っていうことだと思うんですよ。
わがままになれない。僕はそういう感じで生きてきたし、
だからこそ、表に出せなかった気持ちを曲にして自分を奮い立たせて
きたんでしょうね」
素直って難しいじゃないですか。素直はわがままに似ているから。
そう考えると、人に気を遣って人目ばっかり気にしちゃうのも
『素直じゃない』っていうことだと思うんですよ。
わがままになれない。僕はそういう感じで生きてきたし、
だからこそ、表に出せなかった気持ちを曲にして自分を奮い立たせて
きたんでしょうね」
ーーー
だとすると、この歌から伝わるように、素直化を自分に許し始めて
いるのが今なんだっていう話なんですか。
いるのが今なんだっていう話なんですか。
りょたち
「どうなんだろう……でも、素直は本当に難しいです。
素直だと嫌われることもあるじゃないですか。自己開示し過ぎて
『そんな人だったの?』って引かれることがあるし、それは恋愛も
同じですよね。素直に伝え過ぎると嫌われることがある。
僕はそれに怯えてきたんだろうし、臆病な性格はそこからきていた
と思うんですよ。だけど歌は素直に伝えたいっていう気持ちがあるし、
その気持ちが強まってるのは確かで。
まあ、上手い塩梅でやるテクニックっていうかね、
素直テクニックですよ」
素直だと嫌われることもあるじゃないですか。自己開示し過ぎて
『そんな人だったの?』って引かれることがあるし、それは恋愛も
同じですよね。素直に伝え過ぎると嫌われることがある。
僕はそれに怯えてきたんだろうし、臆病な性格はそこからきていた
と思うんですよ。だけど歌は素直に伝えたいっていう気持ちがあるし、
その気持ちが強まってるのは確かで。
まあ、上手い塩梅でやるテクニックっていうかね、
素直テクニックですよ」
なおや
「素直テクニック?」
りょたち
「愛の爆撃テクニックね」
なおや
「愛の爆撃テクニック!?」
ーーー
はははははは。
「ねぐせ。が固まってきた」という話も「自信がついた」という話も
ありましたけど、だったら自分から人に近づいていってみよう
っていう勇気が表れている曲だと思うし、それがこの曲のグイグイした
推進力になっているのがいいと思いますよ。
「ねぐせ。が固まってきた」という話も「自信がついた」という話も
ありましたけど、だったら自分から人に近づいていってみよう
っていう勇気が表れている曲だと思うし、それがこの曲のグイグイした
推進力になっているのがいいと思いますよ。
りょたち
「ありがとうございます。そうやって自分から近づいていく、
一歩目になったらいいなと思ってます」
一歩目になったらいいなと思ってます」
しょうと
「でも、素直じゃないりょたちだからこういういい曲が
できるんだと思うよ。そのままでいいんだと思う」
できるんだと思うよ。そのままでいいんだと思う」
りょたち
「素直じゃない自分も嫌いではないので、そういう自分のまま曲を
書いたとしても間違った方向にはいかないと思うんだけどね。
……俺が本当の本当に素直な人間になったらどうなるんだろう?」
書いたとしても間違った方向にはいかないと思うんだけどね。
……俺が本当の本当に素直な人間になったらどうなるんだろう?」
しょうと
「MCが饒舌になるとか」
りょたち
「ははははは。いきなりめちゃくちゃ喋り出すかな(笑)」
ーーー
見てみたいな(笑)。
りょたち
「なので、これからも『変わらないでいること』を続けていけたら
いいなと思ってます。ね、なおやさん」
いいなと思ってます。ね、なおやさん」
なおや
「おっしゃる通りです!(笑)」
文:矢島大地

