日常革命

500万回再生記念企画

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たくさんのエピソード
ご応募ありがとうございました!
ご応募いただいた中からメンバーが厳選した
エピソードを映像化しました!

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エピソードを読む
これは、僕が彼女と他人になる過程のお話。
1番初めは、まだ君が僕の親友の女友達だった頃。
Instagramのストーリーで君が「今から花火できる人」そう上げていた。
僕と親友は君のいる公園に向かった。
ほとんど初対面の僕たち。僕は空いている距離感を縮めようと必死だった。何を喋るにも気を遣った。
後から聞くと、君はその花火で僕を気に入ったらしい。
幸運なことに、のちに何よりも大事と思える君に僕は好かれたんだ。思い返すと、そこで人生の運を全て使い切ってしまったのかも。

2人は自然に惹かれ合い、恋人となる。
君の何に惹かれたのか?そう聞かれても、僕は答えられない。2人で過ごした2年半の中でたくさんの君の良いところ、愛しいと思えるところに遭遇した、ここに惹かれたなんて一言じゃ片付けられない。片付けたくもない。

恋人の僕らは恐ろしいくらいに順調だった。
一緒にいろんなところに行き、いろんなものを見た。
いつしか君がいる日常が当たり前になっていた。
あぁ、これが愛なんだ。あぁ、これが人を好きになるっていう感情なんだ。喜怒哀楽しか感情の名前を知らなかった僕に君は、愛をくれた。

そんな君が、「好きか分からない」そう告げた。
半年が経った頃だったかな。そう話しながら泣く君に僕はなんと声をかけたのだろう。
あの時にかけた声が正解だったのか不正解だったのかなんて、今更考えてもしょうがないのだろうけど、僕は振り返って後悔することしかできない。


しかし、それでも君は僕と一緒にいてくれた。
「やっぱり好き、ごめんね」
そう言われ、心底安心し、抱きしめた。
きっとこれで僕らはもう大丈夫。そう思い込んでいた。

また半年が経ち、僕らは高校を卒業した。
僕は大学、君は専門学校に進学。
高校という狭い世界の中にいた僕は、大学に入り、色々なことを経験する。
ありきたりな、大学生になっていった。
君はそれでも僕の隣で笑っていた。

その笑顔の奥の気持ちに僕は気づけなかった。
あぐらをかいていたんだ。
「きっと僕らは大丈夫、僕は君を好きだし、君もきっと僕を好き。」
そう思っていた。

ある日、君が僕にこう言った。
「ねえ、煙草もお酒もほどほどにしないと、体に悪いよ。」
「うるさいなあ、わかってるよ。」
「うるさいってなに、私はYくんと少しでも長く一緒に生きたい。」
「分かったってば。」

そう適当に返事をし、また煙草に火をつけた。
煙草が燃え尽きていく様に、君の僕への思いもすり減っていったのだと思う。その原因は間違いなく僕にあった。

別れはいつだって突然だ。
突然じゃない別れがあるのなら、それはとても幸せなことだ。
「Yくん、もうお終いにしよう。付き合いたてのYくん、今より優しかったよ。」
「え、待って、別れたくないよ。」
「わたし何回も言ったよ、ほどほどにねって。」
「ごめん、これから気をつける。」
「もう遅いよ。」

彼女の決意は、固かった。
彼女に教えてもらったはずの愛情を、僕は忘れていた。
うるさいなあ、と適当に返事をしていた彼女の気持ちは、紛れもなく、愛だったんだ。
後にも先にも、彼女より僕を愛してくれる人なんてきっといない。

それからの日常は、革命が起きた様に、つまらなかった。
君主義の世界が、破綻した。

家の外に出れば、君と手を取り合い歩いた並木道。
携帯を見れば、君との写真。
繁華街に行くと、いつの日か君と呑んだ居酒屋。

僕はまだ、君に縋っている。
別れたくない。愛してる、愛してほしい。

そして数ヶ月が経った。夏だった。Instagramのストーリーを見ていると、君のストーリーが更新されていた。
君は新しい彼と、花火をしていた。
Y / 男性

Member's Select Episode

りょたち Select ➊
エピソードを読む
私は去年の夏、ある男性に一目惚れをした。
「初めまして」から始まるぎこちないLINE。
お互いに敬語で何ヶ月も話していたけれど、だんだんとお互いの距離も近づき、親しくなっていった。それは違和感もなく自然と。

仕事終わりの帰り道、「電話したいな」とメッセージが来て。
通話中のあの人の名前も、通話が終わった後の15分と書かれた通話履歴も「また話そうね」のLINEも愛おしかった。

それから何回か電話をすることが増え、通話時間は3時間以上。
話している時間がとても楽しくて幸せで、3時間なんてあっという間だった。

そんな彼にある日、「明日会いに行く」と言われた。
彼は毎日仕事が忙しく、住んでいるところもかなり離れていたので、私は驚いたけれど嬉しいが上回った。
1日だけなのに何時間もかけて会いにきてくれた。

駅の改札から出てきた彼が私に手を振った。
「会いたかった」と嬉しそうに言ってくれた。

午前0時、商店街にある居酒屋に入り、2時間ほどお酒を飲みながら2人の時間を楽しんだ。

お店を出ると、誰もいない商店街を2人で歩いた。誰もいない商店街には彼の話す声が響き渡り、
それすらも愛おしく感じた。コンビニで缶のお酒とアイスクリームを買い、2人で歌を歌いながら散歩をした。

午前3時、誰もいない公園。彼の声と近くの一軒家からの生活音が私の耳に入る。

「酔ったの?」
と驚いたような顔で聞いてくる君に「全然酔ってなんかないよ」と明らかにわかる嘘をついた。

すると急に私の頭を撫で、何か言いたげな顔をしてこちらをみていた。その一瞬の時で、この感覚がああ好きだと感じた。
この感覚は完全に恋に落ちる瞬間だと気づき、何も言えないまま座り込んでいたが、君の手がいつまで経っても私に触れていた。

そのまま私の手を取り、恋人繋ぎをしてきた。

「誰にも渡したくない」と言った君だが、その真っ直ぐすぎる瞳に、私は不安を感じた。
ああ、これが年上といい大人の余裕か、と。

その日以来、一度も彼には会っていない。

儚くて、少し切なくて、でも一瞬の出来事だったからこそ、私の心にはずっと残っていて、思い出深いのだ。

一生あんな革命的な出来事はないだろうな。

どうかあなたが幸せでありますように。
私も幸せな日常を必ず見つけるから。
N / 女性
りょたち Select ❷
エピソードを読む
ねぐせ。さん、日常革命、500万回再生おめでとうございます。この曲に出会えて良かったです。きりまるちゃんとコラボしたYouTubeを観て、好きな人から教えてもらったバンドが自分自身(彼)のエピソードで、MVが作られ、聴いて見た時、間接的だけれど気持ちが少しでも届いたらなんて思って応募してみようと思いました。

私の好きな人は、私の親友の元彼です。

私は、親友よりも先に彼と知り合いました。好きなバンドが同じですぐに仲良くなりました。
所謂思わせぶりな態度の多い彼に惹かれていきました。
ある日、親友と彼がよく会って遊んでいるという噂を聞きました。親友はとっても美人で、彼も評判が良いです。
正直、お似合いでした。

私の気持ちは誰にも言えることは出来ず、彼の気持ちを応援しました。
彼と親友は彼氏彼女になりました。

二人とも大好きな存在で、仲を壊したくなかったので好きになったことは心に留めていました。

2ヶ月くらいで親友と彼は別れました。

悲しいような、嬉しいような、でもそんな事は言えませんでした。

彼とはバイトも同じで、仲良くしていたので遊んだり、彼の家に泊まったこともありました。
スマブラして、お互い愚痴を言い合って、眠たくなって寝る。この人と一緒にいたいって考えました。

でも、親友の元彼。
でも、私の好きな人。

好きになったのは私の方が早かったけど、勇気を出したのは親友の方が先で、
勇気も出せず応援する、なんて逃げたのは私でした

彼は、私の気持ちには一切気づいていない
周りの友達に、「付き合ってないの?」「双子みたいに似てるね」「熟年夫婦かよ」って言って貰えるのは嬉しいけど
「(彼)だけはないわー!」ってわざわざ目の前で言ってしまう私は何も可愛くないです

彼の性格も全部わかってあげているのは私なんだから早く気づいてよって
凄いわがままですけど、多分、私彼のことが大好きなんだと思います。

そんな彼と二人で好きなバンドのライブに行きます。
O / 女性
なおや Select ➊
エピソードを読む
去年の6月19日、
マッチングアプリで出会った7つ上の彼と付き合った

はじめましては、駅で
彼は仕事で30分遅れてきた
よくある挨拶をして
近くの焼肉屋さんにいった

顔はタイプじゃないし
話はそこまで盛り上がった訳ではないけど
なぜか、気になった

それから約2ヶ月、8回くらいデートをした
その中で、家でピザ食べようと誘われた
最初は、
やっぱりマッチングアプリで出会ったからって思ったけど
家に行った
テレビを見ながら、一緒にかけてたブランケットの下で
手を繋いだ
でも、それ以上はなかった
ちゃんと考えてくれてるのかなって、嬉しかった

世間では、3回目で告白されなかったら友達になるっていう
デートはもうとっくに3回を超えていて
次第に、“わたしたちってどういう関係だろう”
“彼はわたしのことどう思ってるんだろう”
“わたしは好きだけど、これから付き合うことはあるのかな”
と、思うようになった

ある日、いつものようにご飯を食べてる時
「友達にどういう関係って言えばいいの?」
直球に聞く勇気はなかった
彼は
「メシ友だと思ってない
毎回デートだと思って会ってるよ」
同じ気持ちで嬉しかった
出会って約2ヶ月経った6月19日
ピクニックをした帰り道、車の中で告白され、
付き合いました

これまでたくさん喧嘩をしたけど
その度によく考えて、じっくり話し合って
10ヶ月の記念日を過ぎた今も
彼のいない生活は考えられない
考えるだけで悲しくて寂しいと思ってしまいます

出会ったのは今から1年前だけど
今でもデートで話したこと、
なぜかすごく細かく覚えています
それだけとっても好きなんだったんだなって感じます

ねぐせ。は私にとって、元気をくれる存在です
日常革命は、彼と別れた時のことを想像できる曲です
悲しい寂しいと思えるからこそ、
彼を大切にしようと思います

小学校も被らない、7つも上の彼
ジェネギャは沢山感じるけど
とってもだいすきです!

そして、りょたちが書く歌がだいすきです!!!!!
H / 女性
なおや Select ❷
エピソードを読む
同性の人を好きになってもいいのですか?
先生を好きになっちゃいけないのですか?
私が好きになった先生は、同性で、26歳私とは11歳差の数学の先生。
好きになったきっかけは、私がストレスで蕁麻疹が出て保健室に逃げ込んだ時。
一緒にいてくれて、話も聞いてくれた。寒かった時は上着も貸してくれた。数学もいっぱい教えてくれた。
もう、誕生日も、血液型も身長も全部答えられる。けどもうずっとは続かないってわかってた。卒業するから、、。
ずっと夜泣いた、立ち直れないくらい寂しかった。
そして、離任もしてしまった、遠くの学校に行ってしまった。
不安で不安でたまらない
離任式の次の日会うことになった。おみあげを渡すため、
渡した後夜桜を一緒に観にいった。
1人でご飯食べて帰るって言ったら一緒にご飯食べてくれたし、スタバも奢ってくれた。
バス停まで送ってくれて、もっともっと、寂しさが増した。大好きな先生のせいで、好きな人が出来ない。
先生より好きな人が見当たらない。この気持ちに嘘ついて過ごしていくのは嫌です。欲を言うなら付き合いたい結婚したい。
けど、無理ってわかってるから先生のこと忘れたい。けど忘れられない、先生に会えない毎日が辛いしんどい。
禁断の恋をしてしまった私が悪い
K / 女性
なおと Select ➊
エピソードを読む
はじめてねぐせ。さんの日常革命を聴いた時、1番に頭に浮かんだ大切な人がいます。
中学の時、1年半お付き合いした大好きな彼がいました。しかし高校が離れると同時にお別れすることになってしまいました。
2人で家で映画を見たり、ゲームをしたり中学生だからあまりお金が無くてもそれだけで幸せでした。
記念日に一緒にお揃いの服を買って着たこともありました。
「そこまでお金がなくてもそこそこ楽しくやれてたなでも愛がないと何もかも消えてく」。
この歌詞を聞いた時あの時の自分の感情そのまんまだと強く思いました。
大学1年生になった1年前、偶然彼に再会することができました。
あの時はごめんね。とお互い謝り、たくさん話し、やっぱりお互いにお互いが必要だね。ともう1度彼女になることができました。
高校3年間、私は彼を忘れることが出来ず、ずっと大好きでした。
そんな私にとっての「日常革命」だと思いました。
これからもあの頃とは違いお金が少し増えたふたりでいろんな所へお出かけし、思い出を増やしていきたいと思います。
M / 女性
なおと Select ❷
エピソードを読む
一年付き合ってた彼氏と別れました。
2人で会ってる時はずっと仲良しなのに、会わない日が続くと喧嘩してしまうことが多くなって、
お互い好きなのに、なぜかうまく行かなくて別れることになりました。
別れる最後の日に、この曲を2人で聴いて、私たちに当てはまってるね、こんなことあったねなんて話しながら、たくさん泣きました。
「2人がもう少し大人になってから出会いたかったね。お互い子供すぎたかな。」「今まで生きてきた人生の中で1番充実してた。」
そんなことを話しながら、最後の最後まで幸せな時間を過ごしました。
「明日からは元カレと過ごしたなんでもない日々」
この歌詞が流れた瞬間2人で、号泣したね笑ほんとに大好きでした。別れたくなかった。
また大人になって出会えたらいいな。
もし出会えたら、もう一度2人で幸せな日を送ることができますように。
匿名希望
しょうと Select ➊
エピソードを読む
この話を聞いた時、私のこの話しかないと思いました。
これまでもこれから先も一生味わうことはできないあの感動をねぐせ。さんに聞いてほしいです。私はねぐせ。さんが大好きです。
本当に毎日ねぐせ。さんの曲をYouTubeやSpotifyで永遠と流しています。
私の奇跡みたいな嘘みたいなあの日の感動を大好きなねぐせ。さんが映像にしてくださったらこの上ない喜びです。ぜひよろしくお願いします。

私は高校2年生の時に付き合ってた人がいました。ですがある日急に振られました。
前日までラブラブだったので急なことに頭が追いつかず、すごくショックでした。私は割とすぐにふっきれるタイプなのですが、その人だけはずっと忘れられませんでした。
そして約1年後の高校卒業前に私が学年で1番苦手な子とその人が付き合いました。
あの子に負けたんだという気持ちと誰でも嫌なのによりによってどうしてその子なんだという気持ちで毎日泣いていました。
そして高校を卒業し、卒業式も彼女がべったりついていたので話しかけることもできずお別れしました。
そして大学に入ってから私はLINEもインスタもブロックされました。まだ好きだったのですごくショックで現実を受け入れられませんでした。
そして私は完全にこじらせ、誰といい感じになっても元彼と比べてしまって付き合うことができませんでした。
そんな時に今の彼氏と出会いました。その人はすごい熱心に猛アプローチをしてくれて元彼のことを話しても「俺が忘れさせる」と言ってくれました。
私はその時この人なら信じられるかもと思いしばらく悩んでお付き合いを始めました。
大学も同じでお互い一人暮らしだったのでそこからほぼ同棲みたいな日々が始まりました。毎日すごい楽しくて幸せで涙が出るぐらい幸せな毎日を過ごしていました。
そのうち少しずつ元彼のことも薄れ、あと少しで完全に消えそうそんな時でした。
大学3年生になる前の春です。春休みなので地元に帰省し、友達と居酒屋で飲んでいました。そしたらその居酒屋で帰り際、偶然元彼と鉢合わせたんです。衝撃でした。
今までの人生で一度も味わったことがないような感覚でした。向こうから嬉しそうに話しかけてくれ、連絡先を交換しました。友達と家に帰るまでずっと涙が止まりませんでした。
ずっと忘れられなくて、けど連絡先は全て途絶えていて、どこで生きてるのかもわからない何をしてるかもわからない、何年も私の心に居続けた元彼と再会したんです。
同じ日に同じ時間に同じ場所にいるなんて何度も夢かと疑いました。
すぐ帰って友達に連絡しまくり、今日あったことを報告すると驚いたり泣いてくれる子までいました。
そしてその翌日ご飯の誘いが来ました。私はその時大切な彼氏がいたので断らないといけないのもわかっていましたが、ほんとにずっと忘れられなかった人と3年ぶりに再会してそんな冷静ではいられませんでした。
そしてご飯に行くことになりました。行った先のご飯では3年の空白を埋めるようにお互い質問し合いました。そこで明らかになったことがありました。
元彼にブロックされたと思っていたLINEやインスタは実は元彼の彼女がしていたということです。私が学年で1番苦手だったあの子がしていました。
嫌われてたわけじゃなかったんだとわかってから仲良くなるのは一瞬でした。
そしてやり直そうと言われました。夢かと思いました。話によるとその元彼もずっと私のことが忘れられなかったみたいでした。絶対嘘だ話がうますぎると思いましたが、
実際大学の友達に忘れられないと相談しているラインや私のインスタを別のアカウントで探っていた証拠を見せられ、ほんとなんだと知りました。私だけが忘れられていないと思ってたけど、実は元彼も一緒だったんです。
その日は一度持ち帰り、返事はしませんでした。
ですがそこから私は大学で出会った彼氏にうまくLINEを返すことができず、もう無理なんだなと思いました。
再会してしまった時から私の心は決まってました。そしてお別れしました。
そこからすぐに元彼とヨリを戻すのはさすがに気が引けたので、お互い好き同士だけど付き合っていないという状況を楽しみ、デートに行ったりしていました。
ずっと忘れなかった人が横にいて話すことができるなんて思ってなかったので毎日が夢みたいでした。
ですが少しずつ違和感を感じてきました。その違和感は日常の生活です。私は約2年間大学で出会った人と同棲をしていたんです。
だからこそ私の生活はその人一色でした。その人との生活が当たり前だったんです。
大学で出会った彼がいない部屋やなくなった家具、全てがなくなった時どうしようもない悲しみに襲われました。
そして少し経って私は付き合えないと高校時代の元彼に別れを告げ、そのタイミングで戻っておいでと言ってくれた大学の彼氏の元へ戻りました。
今はそこから1年経ち、大学4年生になりました。あの時のあの選択が正しかったのかはわかりません。
ですが大学生の私の日常は大学生で出会った彼の元にありました。それは事実です。

私たちの代はコロナで同窓会もなかったので、あの日出会ってなかったら絶対会うことはなかったと思います。
どこで何をしてるのかも知らないまま一生会わずに心にかすかにいるそんな人になっていたと思います。
ですが再会してしまったことでまた忘れられない人になってしまいました。神様は意地悪だなと何度も思いましたが、再会しなければよかったと思ったことはただの一度もありません。

これが私が1年前の春に経験した一生忘れられない出来事です。もっと細かく説明させていただきたいぐらいなんですが、非常に長くなってしまいました。
本当に申し訳ありません。ぜひ検討をお願いいたします。
Y / 女性
しょうと Select ❷
エピソードを読む
短大に入学してすぐ、高校時代の親友に誘われ居酒屋でアルバイトをはじめました。
キッチンでなにもわからず困っていた自分を助けてくれたのがRさんでした。
緊張してる私に、『学校どこ?』って話しかけてくれました。まさかの同じ学校、同じサークルで、親近感が一気に湧きました。
Rさんから連絡先をきいてくれて、通話も誘ってくれて、いきなり電話がかかってくるときもありました。フェスに誘われて一緒にいくことにもなりました。バイト中、頭をぽんぽんされたりもしました。
気がつくと頭の中がRさんでいっぱいで、Rさんのことが好きになってました。
親友にもすぐ相談しました。『頑張って!ずっと味方だから!!』って背中を押してくれました。

2ヶ月位たったあと、親友からいきなり『今Rさんと遊んでる!』ってLINEがきました。
訳がわからず、パニックでした。
そのあとも、嘘ついて2人でカラオケにいったり、2人でバイト終わり時間を合わせてたり、味方でいる、応援してるって言ってくれてたのに裏切られた気持ちでいっぱいでした。
自分が我慢すればいい、って思ってたけど、限界で親友に好きなら諦めるから言ってほしいって伝えました。
でも親友は、好きじゃないよ、うちはずっと味方だから!応援してるよ!って言われました。
その言葉を信じて、その後も相談していました。

その1週間後、2人でピューロランドとディズニーにお泊まりデートにいったストーリーをあげてました。
行ってないって嘘までつかれました。
親友を問い詰めると『やっぱ○○にはバレちゃったか笑』って言われました。
信用がいっきに無くなって、人間不信になりました。

全部ブロックして連絡を経とうとしたけど、インスタの違う垢でRさんが電話をかけてきました。
『親友は悪くない、謝ってくれ、親友と俺が気まずくなったから』って言われました。
私は好きな人から言われたら従うしかないって思ったけど、短大の友達にあんたは悪くないって全力で止められました。

親友とRさんとの共通の友達には『はたからみたらあなたが加害者だ』と言われました。

自分なんかいなきゃ良かったって思ったとき、『日常革命』を短大の友達にすすめてもらいました。
『今は辛いと思うけど、聞いてみて』って言われました。

聴いていくうちに、Rさんと夜中に好きなバンド、好きな曲について話したこと、香水の匂い、2人でふざけながらバイト中まかないを一緒に作ったこと、色んな思い出が蘇ってきて、泣きました。
Rさんのことを一生懸命嫌いになろうと思ったけど、無理でした。
一緒にいくはずだったフェスは一人で行きました。

4ヶ月後、Rさんからインスタのフォローがきて、話してみることにしました。
謝ってくれて、また話すことが出来る関係にもどりました。
Rさんから誘われてカラオケにいったり、ドライブしたり、関係が前より濃くなりました。
周りからは頭がおかしいって言われたけど、それでもやっぱり戻ってきてくれた事が嬉しくて毎日幸せでした。
でも、Rさんには好きな人がいて、その人と付き合う手前みたいなことを言われました。

区切りを付けるため、一緒に出掛けたいと最初で最後のわがままをきいてもらいました。
Rさんの運転で、遠出して、クレーンゲームで欲しいものとってくれて、2人でたこやきたべて、ボーリングして、、
ねぐせ。がお互い好きだったので、車内でねぐせ。を聴いて、本当に幸せで、一生この時間が続けばいいのにって思いました。
駅まで送ってもらって別れたあと、日常革命をきいて思いっきり泣きました。

Rさんって存在はすごく大きくて、あの人がいないと自分はダメだったんだなって気付かされました。

Rさんに言われて傷ついたこともあったし、苦しい思いもいっぱいしたけど、私のことを成長させてくれた大切な存在でした。今でも感謝しています。

長々と書いてしまいすみません。
日常革命という曲を作ってくれて、本当にありがとうございました。
これからもねぐせ。が大好きです。
S / 女性